暑さ対策をしないとどうなる?

日本の平均気温は、様々な変動を繰り返しながら年々上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。
特に夏場における外作業が多くなると、熱中症のリスクも高まってきます。
熱中症は体の中の塩分バランスが崩れ、体温の調整ができなくなることで引き起こされます。
症状としては、頭痛やめまい、けいれんなどですが、油断をしていると命を落とす危険性もあるので注意しましょう。

おすすめの暑さ対策3選

今すぐできる暑さ対策について3つご紹介します。

1.塩分摂取
水分をとっているから大丈夫と思っていませんか?
一見、暑さ対策とは関係ないように感じる塩分補給ですが、水分を体に吸収しやすくするためには塩分を補給する必要があります。
外で作業をする場合、気温が上昇すればするほど、汗として塩分が失われる量も多くなってきます。
目安としては水1リットルに対し2g程度の塩分を、こまめに摂取することが重要です。
市販の代表的なスポーツドリンクであれば推奨される塩分量を含んでいることが多いため、積極的に摂り入れてみるといいでしょう。

また、最近では、コンビニエンスストアやスーパーで塩分をチャージできるタブレットなども販売しているので、そういったもので塩分を取り入れるようにしてください。

2.冷却機能のある服を着る
最近では、冷却機能や断熱機能を備えた服や、ファンが付いている服も登場しています。
真夏の暑さの中で作業する職人さんは、服装で断熱したり、体を冷却したりしなければいけません。
中でも、ファンが付いている服装は画期的で、充電が切れた場合でも服装内にバッテリーが入ってるので安心です。
最大20時間可能なファンもあるので、仕事中にファンが切れることはほぼないでしょう。

3.冷感グッズ
冷感グッズと呼ばれる保冷剤やタオルなどのバリエーションは、年々増え続けています。
最もポピュラーな冷感グッズとして知られるのが、「ボディシート」です。
汗を拭きとるだけではなく、拭き取った部分がひんやりと感じます。
この他にも、衣類にスプレーを吹き付けて冷涼感を感じられるものや、首に装着するだけで簡単に肌をクールダウンできる冷感グッズもあります。
特に首や脇の下、手のひらを冷やすのが効果的です。

熱中症を予防するためには、暑さ対策と並行して塩分の摂取が必要です。
水分補給と塩分補給を行いながら、服装や冷感グッズで体温の調節を行ってください。

※当社では、作業服、空調服を支給しております。

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