一般的な採用面接で聞かれること

採用面接とは、求職者側と会社側がそれぞれお互いにマッチするかどうか、つまり働く上で双方にメリットがあるかどうかを確認するために行う意味があります。
面接官は会社に貢献できる人材を求めています。

その上で、求職者側においては”志望動機”と”自己アピール”の2つの質問はだいたい聞かれるものと思っていた方がいいでしょう。
なぜこの会社を選び、働きたいと思ったかを伝え、自分自身が会社の役に立つ存在であると伝えることがポイントです。

建設作業員の採用面接で聞かれること

建設業界は、現場で経験を積みながらスキルを磨いていく仕事です。
そのため、建設作業の現場で実際に活躍できるかどうか、一般企業の場合とは少し違う質問も行われる場合があります。
例えば経験者の場合、設計図や電気配線図の使用経験があるか、現場で必要となる計算が得意か、高所作業ができるか、安全法規を理解しているかなど、即戦力として期待できるかどうか判断するための質問が多くなります。

一方で建設業界での経験が無い場合、どちらかと言えば今までの建設業界以外での経験や人柄、考え方などを見るための質問が多くなってきます。
また、経験の有無に関わらずなぜこの職種・業界を目指すようになったのか、きっかけを問われることも多いです。
自らの率直な意見、考えをそのままアピールすると良いでしょう。

最後の質問はアピールタイム

いくつか質問に答えた後、終盤では「最後に何か聞きたいことはありますか」という逆質問が行われることもあります。
あらかじめ考えておかないと、急に気の利いた質問ができずに慌ててしまい、的外れな発言をしてしまう可能性もあるため準備しておきましょう。
最後の逆質問は、働きたい意欲をアピールするチャンスです。

例えば実際に採用となった場合、最初にどんな仕事をさせてもらえるのか、その会社で仕事をする際に心得ておくべきポイントなどです。
ただし、一度説明されたことに対して同じ質問をしたり、事前に少しでも調べておけば分かるような質問はマイナスな印象を持たれるため、気を付けましょう。
もしも質問したいことがない場合は、「特にありません」ではなく、「本日お話を伺って納得できました。ぜひご縁をいただきたいです」と述べれば好印象です。

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