職務経歴書を書くべき理由

建設業界の求人に応募した際、他の業界と同様に履歴書と職務経歴書の2つの書類提出が求められる場合が多いです。

中には「履歴書だけ提出すれば良いのではないか」と考える人もいるでしょう。
しかし、履歴書は一般的にプロフィールとしての意味合いがあり、学歴や年齢、簡単な自己PRなどの確認はできても、業務経験などは詳しくチェックできません。

そのため、これまで得た知識や経験などは職務経歴書を使って説明します。

つまり職務経歴書とは、自分自身のキャリアを示し、会社が必要とする能力やスキルがあることを認めてもらうための書類です。
提出の際には履歴書と職務経歴書が一緒になっている書類でも構いません。

職務経歴書を書くための準備をする

一般的な選考の流れとして、まず始めに書類のみで選考を行う場合や、書類選考と面接を同時に行う企業もあります。
建設業界においては特に経験者の場合、知識や技術を見られることが多く、職務経歴書が重要となります。
また、面接の際には職務経歴書をベースに進行することが多いため内容は抜けが無いようにしっかり書き込んでおきましょう。

職務経歴書を書く際、まずは今までの自分のキャリアを振り返ってみてください。
これまでの職場での仕事内容を書き出しながら、自分のスキルや仕事の実績、得意分野や仕事に取り組む姿勢などをまとめておきます。

そして、自分自身の持ち味がどのように仕事に活かせるか考えてみます。
また、採用担当者が読みやすい内容にしておくことも大事なポイントです。
見出しなどを付けながら、簡潔な文章でA4用紙に1~2枚でまとめます。

盛り込んでおきたい内容

職務経歴書には、職務の要約と経歴、資格・スキル、自己PR、受賞歴、特殊な経歴などを中心に、アピールできる点はできる限り多く盛り込みましょう。
経験やスキルなどが具体的な実績で示されていると、分かりやすく好印象です。

建設業界は現場でのスキルが重視されるので、採用時の応募書類はとても重要です。
また、職務経歴書を作ると自分自身のキャリアの棚卸しもでき、今後の働き方を考えるきっかけにもなります。

資格や能力、スキル、ノウハウなど、建設業界における自分の価値を改めて見つめ直してみましょう。
自分の希望にあった会社がだんだんと見えてくると同時に、読み手にとっても好印象な職務経歴書になってくるはずです。

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