内装工事とは?

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内装工事とは建物の内側部分を仕上げる工事のことを言い、一般住宅であれば床、壁、天井、間切り壁、クロスの貼り付け、建具の取り付けなどを行います。
これが施設や店舗になった場合、電気やガス、水道などの設備工事も併せて行われます。

専門分野の仕事にはなりますが、内装工になるために必要な資格や条件はありません。
この業界は未経験で入る人も多いです。
ただ、経験は必ず現場で活かされるため、内装仕上げ施工技能士や家具製作技能士、建具製作技能士、左官技能士など、資格を取得しておくのもおすすめです。

内装工事の種類と仕事内容

内装工事には、軽鉄(鋼製地下組み立て)、ボード、クロス、塗装、左官、床仕上げの6つの種類があり、それぞれ建物としての機能が異なる部分になるため施工方法にも違いがあります。
内装工事は目に触れる場所を手掛ける施工が多いため、仕上がりの美しさも求められます。
内装工の仕事は基本的に繊細な作業となるため手先が器用な人に向いてはいますが、忍耐力さえあれば誰でも着実に技術を習得できるので自分の成長を実感しやすい仕事です。

また、作業を進める中でインテリアに関わる知識や技術、デザインなどが求められる場合が多く、もともとインテリアデザインが好きな人であれば特に楽しんで仕事に取り組めます。
ここ数年、リフォーム市場の需要は一定であることから、内装工は将来性がある仕事だと言えます。
さらに、十分な知識を身に付け、着実に経験を積むことによって、独立することも可能な職業です。

内装工事の仕事は、業務をこなしていく中で様々な技術を取りこみ、自分のスキルとして身に付けることが求められます。
内装工への就職を考えている方は、まず実際に現場で経験を積んでいくことから始めてみましょう。
同時に建築工事や住宅に関する知識も自ずと学ぶことができます。